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PANDEMIC 感染爆発


パンデミック(pandemic)は、
ある感染症や伝染病が世界各地で散発的に起こるようになった状態
パンデミック(pandemic)
<伝染病>が全国【世界】的に広がる こと 世界的流行病 汎流行病
ー新英和大辞典第5版 研究社ー

歴史的なパンデミックには、14世紀にヨーロッパで起こった黒死病(ペスト)の大流行、
19世紀〜20世紀にかけて大流行したコレラ、1918年に大流行したスペイン風邪などの記録があります。


ここでは、最近よく耳にすることが多くなったインフルエンザについて注目します。





◆インフルエンザパンデミック Pandemic Flu◆





インフルエンザパンデミック(influenza pandemic)とは何でしょうか。

過去のパンデミックには、
    スペイン風邪(H1N1) … 1918年 死者4000万人(邦人39万人)
    アジア型(H2N2) … 1957年 死者400万人
    香港型(H3N2) … 1968年 死者400万人
    ソ連型(H2N1) … 1977年
(新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議 平成21年2月改定より)
などがあります。

メディアを賑わすものの多くは、新型インフルエンザといわれるものです。


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米国の疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)は
パンデミックの恐れがあるインフルエンザウィルスとして
                       
    高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)タイプ
    高病原性鳥インフルエンザA(H9N2)タイプ
    豚インフルエンザ(スワイン・インフルエンザSwine flu)
を挙げています。

米国疾病管理予防センター(CDC)
Centers for Disease Control and Prevention
http://wwwn.cdc.gov/
国別の海外感染症や感染症発生などの情報が掲載されています。



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◆鳥インフルエンザ:Avian Influenza◆



○鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザとは オルソミソウイルス科、A型インフルエンザウイルスが原因。
産卵率低下、呼吸器症状等が主な症状。無症状の場合もある。
複合感染等のストレスにより、症状が悪化する。 H5あるいはH7亜型以外の弱毒な取りインフルエンザウイルス感染による。
感染家禽や野鳥等との接触や、ウイルス汚染糞尿等が付着したヒトや車両との接触で伝播するので、農場あるいは鶏舎での、入退出時の消毒、野鳥の侵入防止等が予防の基本となる。



○高原病性鳥インフルエンザ

高原病性鳥インフルエンザとは、1.〜3. にあてはまるA型インフルエンザ。
  1. 家禽を高率に死亡させる
  2. HA蛋白の開裂部位のアミノ酸配列が強毒型のウイルス
  3.  
  4. 病原性の高低に関わらず、全てのH5あるいはH7亜型の鳥インフルエンザウイルス

強毒型の高原病性鳥インフルエンザによる感染では、感染した鶏の大半が死亡するなどの大きな被害がでます。 元気消失、食欲・飲水欲の減退、産卵率の低下、呼吸器症状、下痢、神経症状。また、肉冠、肉垂、顔面の腫れやチアノーゼ、脚の浮腫や皮下出血など。
参考:動物衛生研究所ホームページ http://niah.naro.affrac.go.jp/



○新型インフルエンザ

鳥インフルエンザがヒトからヒトへ感染するようになると新型インフルエンザとよばれ、その感染率と死亡率の高さから、いったん流行が起これば、爆発的に世界に拡がることが懸念されています。
そのため、家畜伝染病予防法では、鳥インフルエンザが発生すると、発生農場及び、発生農場と同一飼養者が管理している農場のニワトリはすべて殺処分され、死体は焼却・埋却または消毒され、予防制圧を行うことが定められています。
参考:日本医師会 動物由来感染症ハンドブックより http://www.med.or.jp/kansen/


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◆豚インフルエンザ:Swine Influenza◆




豚インフルエンザとは インフルエンザA群に属す、ブタの急性呼吸器疾患。
ブタの症状としては、発熱、不活動性、鼻汁、努力呼吸、口呼吸、移動時の奇異な咳こみなどがある。 死亡率は全体には低く5−7日で自然回復するのが普通。
通常、H1N1、H3N2、H1N2など。
参考:動物衛生研究所ホームページ http://niah.naro.affrac.go.jp/

 A型インフルエンザウイルス感染による豚の呼吸器疾患。豚で定期的に大流行するが致死率は低い。通常は人に感染しないが、豚を直接触った人の感染が散発的に発生、人から人への感染例もある。症状は通常のインフルエンザと似た発熱やせき、嘔吐(おうと)など。豚は、人や鳥のインフルエンザウイルスにも感染し、豚を介した新型インフルエンザ発生の可能性が指摘されている。十分加熱すればウイルスは死滅し、豚肉を食べても感染しないとされる。1976年に米国の陸軍施設で集団感染が発生し1人が死亡。米政府は国民のワクチン接種を進めたが、副作用の可能性を否定できない神経障害が出たため中止した。
(2009年4月25日、共同通信)


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◆インフルエンザの病原体 ◆


インフルエンザウイルスは、抗原性の違いから、ウイルスの表面にある赤血球凝集素(HA: Haemagglutinin)と、ノイラミニダーゼ(NA: Neuraminidase)という、2つの糖蛋白質の抗原性の違いにより亜型に分類されます。
    赤血球凝集素(HA: Haemagglutinin)は Hと記され、1〜15まで種類があり、

    ノイラミニダーゼ(NA: Neuraminidase)は Nと記され、1〜9まで種類があります。

    この組み合わせ(15×9)で 135通りの亜型を持つことになります。

この中の、H5およびH7亜型が死亡率の高い強毒素として、特に監視されています。

参考:日本医師会 動物由来感染症ハンドブックより http://www.med.or.jp/kansen/



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◆新型インフルエンザ ◆


 新型インフルエンザウイルスとは、動物、特に鳥類のインフルエンザウイルスが人に感染し、人の体内で増えることができるように遺伝子が変異し、人から人へと効率よく感染できるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。
 新型インフルエンザウイルスはいつ出現するのか、誰にも予測することはできません。人間界にとっては未知のウイルスでほとんどの人は免疫を持っていませんので、これは容易に人から人へ感染して広がり、急速な世界的大流行(パンデミック)を起こす危険性があります。
新型インフルエンザの大流行が起こると多くの人が感染し、医療機関は患者であふれかえり、国民生活や社会機能の維持に必要な人材の確保が困難になるなど、様々な問題が生じる可能性もあります。
 そのためWHO(世界保健機関)では、平成11年(1999年)インフルエンザパンデミック計画を策定し、平成17年(2005年)には、世界インフルエンザ事前対策計画を改訂し、WHOおよび各国の対応を要請しました。 我が国においても、内閣官房を中心に関係省庁からなる「新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議」が設置され、平成17年12月に「新型インフルエンザ対策行動計画」が取りまとめられました。また、新型インフルエンザ対策専門家会議において、2007年(平成19年)3月には「新型インフルエンザ対策ガイドライン(フェーズ4以降)」が取りまとめられました。しかし、更なる社会的認知と対応が必要とされ、2009年2月に『新型インフルエンザ対策行動計画(改訂)』が出されました。



厚生労働省ホームページ 新型インフルエンザ対策関連情報より http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

詳しく知りたい方は、新型インフルエンザについて正しく理解し、発生前から必要な準備を進め、実際に発生した場合に適切に対応するための手助けとなることを目的として作成されている「新型インフルエンザに関するQ&A」を御覧になってください。分かりやすく説明されています。



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◆新型豚インフルエンザ ◆

メキシコのサンディエゴ他と、カリフォルニア州・テキサス州、カナダで、豚インフルエンザの患者が発生しました。(2009年4月26日現在)
患者は豚との接触はなく、ヒトーヒト感染したものと考えられています。また、感染ウイルスは従来からあった豚や鳥、人ウイルスと異なる特異な遺伝子再集合をしているそうです。
ウイルスは、豚インフルエンザA/H1N1と確認されました。

石鹸を使って水でよく手を洗い(石鹸が無い時は、アルコールベースの消毒液を使う)、うがい(うがい薬を使用する必要は特に無い)、マスクを着用などの注意を促しています。
さらに、メキシコなどの旅行から戻った人、またその人と接触した場合には、よく注意すること。もし熱など病気だと感じたなら、すぐに医者にかかるように薦めています。

参考
Update:Swine Influenza A(H1N1)Infections --- California and Texas, April 2009
Traveler's Health:Outbreak Notice Swine Influenza inthe United States, April 26, 2009 at 07:40




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パンデミック警報は現在フェーズ3です。














(国立感染症研究所 感染症情報センターHPより)(IDSC 2005/11/8掲載)




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◆新型インフルエンザの予防◆

 通常のインフルエンザは、感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを吸入することによって感染します。そのため、外出後の手洗い、マスクの着用、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を控えること(不要不急の外出の自粛)が重要です。また、十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとることも大切です。
 インフルエンザは容易に人から人に感染するため、他人にうつさないことも重要です。インフルエンザに感染して症状のある人は、病気の悪化や周囲への感染を防ぐために、自宅で休養することが重要です。他人に接しなければならない場合は、咳やくしゃみをする際にはティシュで口元を覆うか、マスクを着用することが重要です(咳エチケット)。
 現状では新型インフルエンザは出現していませんが、出現した場合も通常のインフルエンザと同様にこのような感染予防対策に努めることが重要です。また、新型インフルエンザが流行して、外出を避けるべき事態となり、物資の流通が停滞することを想定して、普段から食料品や日用品を備蓄しておくことが望ましいと考えられます。
 ただし抗トリインフルエンザウイルスワクチンが、一般に接種可能となるまでとなると6か月以上の時間がかかりますので、現実的にどのくらい備蓄したら良いのかの指針は明らかにされていません。
 新型インフルエンザの患者と密に接する機会があり、感染している可能性がある方々に対しては、発症前に抗インフルエンザ薬(タミフル)を1日1錠内服することで、発症の危険性を抑える予防方法(予防投薬)を実施することも検討されています。
厚生労働省ホームページ 新型インフルエンザ対策関連情報より http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html


インフルエンザ菌を吸入することによって感染する病気=インフルエンザ。

大気中の細菌類やインフルエンザウイルスを殺菌・除去する事の出来る空気浄化フィルターの登場が望まれています。



    K2Rでは「パンデミック対策光触媒フィルターの開発」をテーマに
    平成21年度福岡ナノテク推進会議 ナノテク産業化促進事業に採択され、
    新型インフルエンザウイルスの殺菌・除去の検証を始めています。

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